寝る前の3分で言語化を使って自分を知る

ワーク

3分で心の中のもやもやの正体を見つける方法が書いてありました。

日常生活の中で、なにかしら「もやっ」とした、言葉にできないけれども感じた違和感の正体。その正体がわからないまま、忘れてしまってまた「もやっ」としての繰り返し。

それがいつのまにかストレスになり、自分をむしばむ日がくるかもしれない・・・。

最近、就職面談のために履歴書や職務経歴書にいろいろ文章を書くことがありました。

そのなかで難しい、けれども大切だと言われるのが自己PRと長所・短所、そしてその会社に入る動機。それを、どう伝えたら相手に興味を持ってもらえるのか?好印象を与えることができるのか?ということをあれこれ頭を悩ませながら作りました。

・・・普段自分が思っていること、なんとなくこんなことを言えばいいんじゃないかなぁということはぼんやりと浮かぶのですが、それを文章にし、相手に伝わるようにわかりやすく組み立てるというのはとても難しいことだと実感。

また抽象的でなく、具体的に・・といわれるとますます難しく感じてしまいます。たしかに抽象的に「がんばります」だけじゃそれって社会人的にどうなの?と思います。中途入社なんてなおさらですよね。

「これまで企業開拓を一日3件必ず行ってまいりました。これまでの営業経験を活かし、顧客の視点からニーズを把握し、わかりやすい商談を行い御社の売り上げに貢献していきたいと思います。」とか言われた方が説得力ありますもんね。

・・・・ふう。(ため息)

ということで、この本を読んで実際に寝る前に3分くらいで実践してみました。

以下、よかったことです。

①まだはじめて一週間ですが、自分の思考傾向がわかった。(不快、嫌いな人を「嫌い!」と思うことを自分に禁止していた。他人への嫉妬、~べき思考など。)

②自分の中にある価値観と相手の行動が合わないからもやっとすることがあるということに気づいた。

③もやっとした気持ちの中に、被害妄想的な考えをしている自分がいて勝手に事実をゆがめて考えているときがあるということがわかった。

そして、「じゃあどうするか?」という行動による対策もたてれば、同じようなことが起こったり、不快な人の行動をみてもやっとしたとき「ああ、相手との価値観がちがうんだ」「私はこの人が不快だと感じているんだ」と、どこか俯瞰的にみることができるので一時の感情に任せて相手、周りに対して感情に振り回された行動をしなくてすむようになる、というメリットがあります。

そう、グルグル思考におちいる確率がさがり、自分の時間を無駄にしなくてすむんです。

なによりも、「客観的に事実を眺める」「自分の心の動きを言語化しておく」ことで自分の心の観察日記、のようなものを作り記録をもとに日常をすごしていく・・。そこに、対策のための行動をつけたしていけば、いわば自分自身のマニュアルを作っているのと同じことだと思うんです。

3分であっというまにできて、心の中のもやもやが言語化されます。

小さな小さな傷も、処理しないで放置すればいつかそれが化膿して膿んで大きなけがにつながることもあるかもしれません。

健康な心なくして、健康な生活は送れない。

おすすめでした。

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